• トップページ>
  • ダイビングライセンスでは何を学ぶの? ~その3・水中スキル1日目。

ダイビングライセンスでは何を学ぶの? ~その3・水中スキル1日目。

ダイビングスキル

ダイビングライセンス海洋実習の前に、浅くて安全な水域で技術をマスターしましょう。
沖縄にはプールのように浅く穏やかなビーチポイントが多数あります。
全ての技術に自信が持てるまで、できないことは何度でも浅く穏やかなポイントで練習し、不安のない状態で5メートル以上の海洋実習に参加しましょう。

1、ウエイトベルトの装着
①ウエイト(重り)は、ウエイトベルトの左右にバランス良く振り分けて通します。
②左手にバックルを持ち、右手でベルトの端を持ち、ウエイトベルトをまたぎます。
③前かがみになってウエイトベルトを腰に乗せ、バックルにベルトを通します。
④腰骨や背骨にウエイトが当たっていないか確認します。

2、ダイビング器材の装着
バディ同士でお互いに協力し合ってダイビング器材を装着し、正しく装着されているか、器材が正常に作動するかをお互いに確認し合います。
(バディチェック)
B→BCDの作動チェック
W→ウエイトの取り付け位置
R→リリース類のチェック
A→エアーのチェック
F→ファイナルチェック(バディーの前で1周回り、ホースのからまりが無いか)

3、エントリー
すべてのエントリー時には、BCDに給気して浮力を確保しておきます。
(ボートでもビーチでも)
また、万が一、水中に転んでしまった場合に備えて、水際付近ではレギュレーター等で呼吸を確保しておきましょう。

4、マスクの装着
①マスクをつける前にくもり止めをしましょう。
②マスクをつける際には、前髪がマスク内に入らないように手でかき上げます。
③マスクを顔に押し付けた状態でストラップを後頭部にまわします。
※この時、ストラップは耳より上を通過するようにし、バンドが捻れないように気を付けます。

5、フィンの装着
バディに体かタンクを支えてもらい、履く足と反対の手を使ってフィンを履きます。
足がフットポケットに充分入ってからストラップをアキレスけん付近にかけ、両サイドのストラップを均等に真後ろへ引っ張ります。
フルフットタイプのフィンは、装着前にかかとをきれいに折り返しておき、装着時にはかかとをもとの位置にもどします。

6、ウエイトの適正調整
器材を装着し、水面に浮かびます。
息を吸った時には目の位置に水面が見え、息を吐いた時に頭まで沈む状態が適正ウエイトです。
オーバーウエイト(重りが多すぎる)は緊急時の浮上の時のさまたげとなる為、避けましょう。

7、潜降
①すべての潜降時には、レギュレーターをくわえ、BCD内の空気を抜きます。
②腰を曲げずに、フィンの先までまっすぐにした状態で、目標物を見ながら息を吐きます。
③息を吐くとゆっくり沈み始めます。特に潜降し始めは、圧力の変化が大きいので、頻繁に耳抜きとマスクブローをします。
※潜降ロープがある場合、ロープをつたわって潜降します。
※潜降中に、ロープを離さないように右手で保持しましょう

8、レギュレータークリア
レギュレーター内の水を排水する方法をレギュレータークリアといいます。
水中ではずれたレギュレーターの内部には水が入っているので、そのままでは空気が吸えません。
レギュレーターをくわえてから息を吐く方法と、レギュレター先端の部分のパージボタンを押すクリア方法があります。
手順は
①水中でレギュレターを使って空気を吸った状態でレギュレターを外します。
※レギュレーターをはずしている時は少しずつ息を吐きます。
②水中でレギュレーターをくわえてから、肺に残ってる息を勢いよく吹いてレギュレター内の水を外に排出します。
③肺に息の余力が残ってないときには、息を吹き出すかわりにレギュレターのパージボタンを押して排出します。
※パージボタンを使うときのコツは、舌を使ってレギュレターのマウス部分の穴を塞いでから押します。
穴を塞がないで押すと、口の中に勢いよく海水が入ってきます。

9、レギュレーターリカバリー
レギュレーターがはずれた時や、レギュレーターの位置がわからない時に簡単にさがす方法です。
手順は
①水中で息を吸ってから、呼吸器を完全に手から離してください。
※レギュレーターをはずしている時は少しずつ息を吐きます。
②右肩を下げて、右手を後ろから前へ大きくまわすとセカンドステージのホースが腕から肩にかけてひっかかってきます。
※この時、右手は太ももからお尻をなぞり、水泳のクロールのように腕を縦に回してください。

10、マスククリア
ダイビング中にマスク内に水が入ることがあります。
マスククリアとは、マスク内に入ってきた水を水中で排出する方法です。
手順は
①マスクフレームの上部を少し開けて水を入れます。
②マスクフレームの上部分を軽く押さえ、鼻からゆっくりマスク内に空気を送りながら目線を上の方に向けます。
③鼻息がマスクに充満し、マスクの下部分から水を簡単に排水することが出来ます。

11、マスク脱着
バディの手やフィンキックなどが自身のマスクにあたり、マスクが大きくずれたり、はずれてしまうこともあります。
その時には、髪などをはさまないように水中でマスクを装着して、マスククリアを行います。
鼻から水を吸い込まないように落ち着いて対処しましょう。

12、浮力の調整(フィンピボット)
潜降するとスーツの浮力が減るので、BCDに空気を入れて中性浮力を補います。
基本は、息を吸い込んだ時に浮き、息を吐いた時に沈むよう浮力調整してください。
手順は
①胸・お腹・足先を水底につけフラットの状態になります。
②フィン先を軸に上下するように息を吸ったり吐いたり行います。
③吸っても浮き上がらない場合、BCDに1秒空気を入れます。
※②の状態になるように③を細かく行います。
※②の状態になる場合、それ以上BCDに空気を入れる必要はありません。

注意点

ダイビング終了時等に浮上した場合、BCD内の空気は膨張し、スーツの浮力も増加します。

その為、BCDの空気は細まめに抜いて、浮力の調節をする必要があります。
また、BCDやスーツの浮力は、水深によって変化するので、深度が変わるたびにBCD内の浮力の調節を行わなければなりません。
ダイビングで泳いでる最中は、常に中性浮力を保つように意識しましょう。
中性浮力がとれると、水中で無重力状態になります。

13、水中器材脱着(BCD)
スクーバセットに漁網等がからまったりした時に、バディがそばにいなかったらBCDを脱いで自分で対処しなければなりません。
手順は
①左肩から脱ぎます。
②タンクを右手でタンクを押さえながら自身の体の前に持っていきます。
③最後に右手を抜くような感じでBCDを脱ぎます。
※着る時は脱ぐときと反対の要領で右手から着用しますが、ホース類がからまないように注意しましょう。

14、水中ウエイト装着
水中でゆるんではずれたウエイトを付け直す方法です。
①うつ伏せになった状態で、右手でウエイトベルトの端を持ち体側(右腰骨付近)につけ、左に1回転します。
②腰に乗ったウエイトベルトを、うつ伏せのまま腰にしっかり巻いてから、バックルを締めます。

15、オクトパスブリージング
バディもしくは自身が水中でエア切れになってしまった場合、
バディからオクトパスをもらい浮上速度をコントロールしながら水面まで浮上します。
手順は
①バディーに対してエア切れしたから空気を分けて欲しいとハンドサインを出す。
②予備のオクトパスを貰ったら、バディ同士お互いを右手でホールドします。
※腕と腕を取り合う
③互いに左手でインフレーターホースをつかみ、BCDの空気を排出しながら浮上開始します。
④水面で浮力の確保。(※エア切れしてる場合、オーラルで吸気します。)