
ダイビングで使うボンベ(ダイバーは大抵タンクと呼びます)からどれくらい時間、空気を吸うことができるのか気になったことはないですか?
タンクを使う方の肺活量や水深、タンクの容量にもよりますが、今回はどれくらいの時間吸うことができるのかをお伝えしていきます。
前述したようにさまざまな要因によってタンクの中の空気がなくなるまでの時間は変わってきますが、平均すると40分前後もちます。
季節などにもよってこの時間は変動するので短い時で30分未満、長くて60分以上持つ場合もあります。
さて、その要因とはなんなのでしょうか。
・水深
水深が深ければ深いほど水圧が高まるので、その分だけ濃い空気を吸うことになり、空気の消費も増えます。
・運動量・水温
運動量が多ければ多いほど、寒ければ寒いほど呼吸が増え、その分空気の消費も早くなります。
・タンクの容量
当然ですがタンクの容量が多ければ多いほど、吸える空気の量も増えますのでそれだけ長く潜っていられます。
・肺活量
一回の呼吸の量が多ければ多いほど空気の消費も多くなるのでその分早くなくなります。
このような要因から季節による水温や、その人の体格によって変わってくるのです。
いかがだったでしょうか?
今回はダイビングのタンク内の空気はどれくらいでなくなるのかについてお伝えしました。
様々な要因によって空気の消費量は変わってきますので一概には言えませんが、平均するとだいたい40分くらいだということがわかりました。
一回の呼吸量やタンクの容量、水深などから計算して、ざっくりとした時間を出すこともできますが、それはまたの機会にお伝えしたいと思います。